言葉にすれば、癒される──感情ラベリングの力とは?
「モヤモヤするけど、何が不安なのか分からない」
「漠然としたストレスをずっと抱えている」
そんなとき、私たちは感情を“処理できていない状態”にあります。
では、どうすれば感情を整理し、癒すことができるのでしょうか?
その答えのひとつが、“言葉にする”=感情ラベリングという方法です。
■ 感情を言語化すると、脳が安心する
UCLAの研究によると、感情を言葉にするだけで、脳の扁桃体(不安や恐怖を感じる場所)の活動が低下し、前頭前野が活性化することが分かっています。
つまり、「私は怒っている」「不安を感じている」と言葉にすることで、脳が状況を把握できるようになり、冷静さと癒しが生まれるのです。
■ 無意識に押し込められた感情は、現実をゆがめる
感じきれなかった感情は、記憶と結びつき、無意識のフィルターとして残ります。
すると、似たような場面で過剰反応したり、人間関係のトラブルを繰り返したりします。
これは、無意識が「過去の傷」を守ろうとする、防衛反応でもあります。
■ 感情ラベリングのやり方(3ステップ)
感情ラベリングは、以下のようなシンプルな手順で行えます:
- 深呼吸をして、今の自分の状態に意識を向ける
- 湧き上がっている感情を、「怒り」「寂しさ」「不安」「焦り」など一語で言葉にする
- 「私は〜と感じている」と主語を入れて静かに口に出す、またはノートに書く
ポイントは、「なぜそう感じたのか」を分析しすぎないこと。
まずは、感じている事実にOKを出すことが重要です。
■ 書く瞑想=ジャーナリングのすすめ
感情ラベリングに最も適した手法のひとつが、書く瞑想=ジャーナリングです。
感情をそのまま書き出すことで、無意識に沈んでいた感情に光をあて、癒しと再統合が起こるのです。
■ 無意識の感情に気づけば、現実が変わる
無意識の中にある「感情の記憶」が、今の選択や行動に影響を与えています。
それに気づき、言葉にし、受け止めるだけで、その感情の“支配力”は驚くほど弱まるのです。
「無意識を整える」とは、感情を言葉にし、自分とつながり直すこと。
あなたも今日から、小さな一言で、心を軽くしてみませんか?
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