この記事では、MEDITERRACEチャンネルで配信している『究極のアファメーション』について、補足解説をしております。
全部で50のアファメーションの言葉も紹介していますので、動画と合わせてご活用いただければ幸いです。
スティーブ・ジョブスが学んでいた『究極のアファメーション』とは
このアファメーションは、生前、スティーブ・ジョブスが学んでいたと言われている、パラマハンサ・ヨガナンダ師の言葉を、なるべくそのまま紹介しているものです。
MEDITERRACEのチャンネルでは、これまで300本（2022.10月時点）の瞑想、アファメーション、関連の解説動画を配信してきておりますが、人気動画となっております。
（筆者も毎日聴いています・・・）
Appleを創業し、数々の革命的な製品を生み出し、人々の生活を一変させたスティーブ・ジョブスー。
生前に持ち歩いていたipadに、たった１冊だけ書籍を入れ、繰り返し読んでいたものが、パラマハンサ・ヨガナンダ師の『あるヨギの自叙伝』だったと言われています。
パラマハンサ・ヨガナンダ師とは
パラマハンサ・ヨガナンダ師（1893〜1952）とは、インドで生まれたヨガの指導者です。
その後、アメリカに渡り、ヨガ（瞑想）の技法を用いた自己実現の方法を説きました。
あのインド独立の父マハトマ・ガンディーにヨガの最高技法を教えたとも言われています。
この方です ↓ ↓ ↓
アファメーションへの応用
ヨガナンダ師は、数多くの講演や著作において、潜在意識の活用の仕方や、それを応用した自己実現の方法を残しています。そこから、数多くの大富豪が生まれています。
それらの言葉は本来、講演や著作を読み、理解し、自分自身のものとして実践する時に効果を発揮していくものでありますが、MEDITERRACEでは、リラックスして聴き流すだけで、効果を発揮するように「アファメーション」として応用しています。
内容は、ヨガナンダ師の思想を軸としつつも、現代版への応用、日本語への応用をしていくために、独自の解釈を加え、より実践しやすい言葉にしています。
アファメーションの効果とは
アファメーションとは、本来、「肯定（Affimations）」ということです。
動詞のAffirmとは、「肯定する」「認める」というような意味です。
では、一体何を肯定するのかというと、
「自分」であり、
「理想としている自分」です。
自分が、そうした理想の自分になっていることを、積極的に受け入れ、認め、自己肯定していくということです。
この方法はとても強力で、多くの成功者は、ほとんど必ずこの原則を使っています。
自分で気づいていなくても、「成功した自分」「目標を成し遂げた自分」「なりたい自分」を思い描かなければ、それに近づくことはありませんし、なったとしても一時的なもので終わってしまいます。
成功者は、そのようにして節目節目で、自分のセルフイメージの段階を上げていっているんですね。
※アファメーションの効果については、下記のYouTubeチャンネルで詳しく解説していますので、ご覧ください。
50個のアファメーションの言葉
下記は、『究極のアファメーション』において、誘導をしている50の言葉です。
これをリラックスして聴き流すことで、自分自身の潜在意識がこの言葉の方向に変わり、人生のステージが変わっていくことでしょう。
〈パラマハンサ・ヨガナンダ『究極のアファメーション』〉
人生で成功を収めるのは生まれついての能力ではなく、チャンスを掴む強い意志です
私は失敗よりも、成功に意識を強く持っています
私を取り巻く問題は、内なる神の力によって、全て解決されていきます
私は願望を自らの意志に変えていきます
私の精神と肉体は完全です
完全な私の精神には、神の愛が流れています
それは完全な力で、宇宙を支配しています
神が宇宙の法則を支配するように、私も自分の人生を支配します
私の考えの習慣は、磁石のように物事を引き寄せる力をもっています
私は良い考えのみを心に種まきします
その良い考えの習慣が、悪いものを遠ざけ、良きことのみをもたらします
意志の力とは、宇宙とその中に生きる全てものを動かす力です
私は静かな、穏やかな心で持って、意志の源を感じ取ります
その源にある神の意識には、限界がありません
私は常に豊かさという意識を自分の中に作り出します
安らいだ心で、肯定的な波動と同調します
私は、常に幸せになると決めました
幸せとは、心の状態であり、私が決意すれば、一瞬でやってきます
私は、光の方向へ向い、健康、幸福、平和、成功と一体となります
そう、まさに繁栄とはそうした心の状態だからです
私は、自分の奥底にある本当の欲求に意識を向けます
私が求めているのは本当の自分です
私はその方向に意識を集中させます
私には秘められた使命があります
本当の自分はその使命を果たすための、全ての力を持っています
私は、心の力に目覚めます
心を蘇らせ、神のような笑みを浮かべ、安らいだ心で、自分に自信を持っています
私に失敗はありません
失敗とは、成功を諦めたときにやってくるものです
私は、強く成功を意識します
さすれば、全ては成功の途上にあります
私の行いは、私に豊かさをもたらします
私は理想的な方法で、豊かさを実現します
私は永遠の成功を手に入れるため、最終的な落ち着きを手に入れます
私の心は安らいで、私の頭と心に光が満ちています
健康とエネルギーと力に強く意識を集中し、止めどなく流れる生命力を感じます
私はその生命力を全身で感じ、神の持つ全能の力を授かります
私は完全なる安らぎの中に意識を置きます
私は生まれながらに裕福であり、健康です
私は繁栄に導かれています
金銭的な豊かさと、心の豊かさが調和され、私は満たされていきます
私は安らぎの中で、意志と集中の原則を使って、１００％の潜在力を発揮します
私は、他者に奉仕し、神の代理人としての役割を果たします
私の持つ、確固たる意志が宇宙に振動を起こし、世界が動き始めます
私の意志の力は、日々高められ、宇宙の法則と一体となります
私はこの内なる神の力を信じます
内なる神よ、あなたの愛が永遠に輝き、全ての人の心に眠るあなたの愛を、私の力で目覚めさせられますように
私の祈りと瞑想が神の沈黙を破り、大いなる光を与えられますように
私の願いは意志へと変わり、私の意志が、内なる神の意識へと届けられます
私は心をコントロールして、私の意識に集中していきます
私は引き寄せの磁力そのものとなって、魂の願いを引き寄せていきます
押さえておきたい重要ポイント①願いを意志に変える
ヨガナンダ師は、「願いをそのままで終わらせるのではなく、自らの意志に変えること」の重要性を語っておりました。
「引き寄せの法則」などで、「願ったら何でも叶った！」というのがありますが、そういうことも起きることはあります。
ただ、多くの場合は、その間を随分とはしょって解説をしているものも多く、「本当かな？」と思ってしまうこともあるかもしれません。
奇跡的なことはもちろん起こっていく可能性はあるのですが、願い＝種と考えて、肥料や水＝行動、開花＝結果、と考えてみると、その間に、何かしらの行動の変化が訪れているはずです。
願いを意志に変えると、行動が変わります。言葉も変わります。時には容姿さえも変わっていきます。
そうすると、あたかも願いを実現するようなオーラが漂い、周りの人も「あの人はそういう人だから」と自他ともに認められるようになっていきます。
押さえておきたい重要ポイント②安らいだ心
1つ目の「意志」は非常に強いイメージがあるかもしれませんが、次に押さえておきたポイントは「安らぎ」です。
意志を抱くと同時に、潜在意識を動かすためには、「安らぎ」が必要です。
なぜかというと、本当に実現した時、理想の自分というのは、それが当然だと言わんばかりに安らいだ状態なのではないでしょうか。
やはり、すでに願いを受け取り、叶えられたかのように振る舞うことが、その願いを引き寄せていきます
押さえておきたい重要ポイント③豊かであるという感情を持つ
3つ目は、「自分は豊かである」という感情を持つことです。
これは別名「Having」とも言われます。
要は、「持ってる」「溢れている」「満たされている」という感覚になることが大事だということです。
なぜかというと、反対の「ない」という感情は、そのまま「ない自分」をイメージしています。
そして、それが現実に投影され、そのようなどこか自信がない、自分になってしまいます。
さらに、2つ目の「安らいだ心」とも関係しますが、「欲しい！」「欲しい！」と思っていると、それは「今はない自分」「不足している自分」を常にイメージしていることと同じになってきます。
ですので、まずは感情のレベルで、「自分はとても豊かである」という意識を持っていくことが潜在意識を良い方向に動かしていくポイントになります。
おわりに
以上、この記事では、スティーブ・ジョブスが学んでいた「究極のアファメーション」について、補足の解説と、50のアファメーションを紹介しました。
これは目で読むのも効果がありますが、やはり、リラックスしながら、耳で聴くことで効果を発揮していきます。
下記は、そのアファメーション動画となっていますので、ぜひこちらをご活用いただければ幸いです。
