マインドフルネス思考

マインドフルネス瞑想2.0ーより深い瞑想の境地に入りたいあなたへ

この記事は、マインドフルネス瞑想をより深めていきたい方に、ヒントとなるポイントをまとめています。

ぜひ、心の操縦士となるための、次なるステップとして、ご参考にしてください。

瞑想はとても奥が深い

マインドフルネス瞑想とは

マインドフルネス瞑想とは、本来、瞑想から派生した「マインドフルネス」による現代的な考え方と、歴史ある「瞑想」を組み合わせたものです。

マインドフルネスは、本来、瞑想の中の「禅」をベースにしています。

「禅」は、仏教の宗派の一つであり、深い瞑想によって、心の奥深くに参入していきます。

つまり、マインドフルネス瞑想とは、こうした瞑想の方法をバックグラウンドとし、現代的に実践しやすくしたものです

禅とは、ただ座ることではない

マインドフルネス瞑想2.0とは

マインドフルネス瞑想2.0とは、より深化した状態であり、これまでのマインドフルネス瞑想よりも、さらに深い心の境地に入れる方法を表しています。

簡単にまとめると以下のようになります。

一般的なマインドフルネス瞑想

ストレス低減を本来の目的としている

心を落ち着けること効果を持つ

ベーシックな「今、ここ」に集中することが中心

一方で、マインドフルネス瞑想2.0は、上記に加えて、

マインドフルネス瞑想2.0

より深い心に参入する

自分の生きがいを見つけることができる

自分と他人を分ける段階から、「つながり」に目覚める段階へ

共感力が深まる

「気づき」を得る実践的な瞑想へ

当サイトでは、全てこの「マインドフルネス瞑想2.0」を前提として、ストレス低減から、「気づき」を得る実践的な瞑想まで紹介していますので、ぜひ様々なマインドフルネス瞑想を取り組んでいただければと思います。

何事も、始まりがあり、進化していくんだな

より深い瞑想とは

さらに、この2.0よりも、深い瞑想の境地というものがあります。

この段階になってきますと、”プロ”として、それまでの探求の経験から、自由自在にマインドフルネス瞑想をコーチングできるようになります

やはり、自分を助けた分だけ、その経験から、次に人を助けるための知恵になるということかもしれません。

より深い瞑想に入っていくためには、いくつかの条件が挙げられます。

悩みがない状態

1つ目には、「悩みがない」ということ。マインドフルネス瞑想の目的は、「ストレス低減」と言いましたが、より深い境地に入っていくためには、この「悩み」の段階を乗り越えて、仏教的には「執着がない」状態になる必要があります。

悩みをなくすためには、下記の誘導瞑想も実践してみてください。

人とのつながりに目覚める状態

2つ目には、「人とのつながり」に目覚めて、「慈悲」の心の状態になること、また少なくともそうした瞬間を経験しているということです。

マインドフルネスでは、感情と事実を分けて考えるため、一見すると、「冷たい」イメージを持って、感情のない人になってしまうと心配されている人もいます。しかし、本来のより深いマインドフルネス瞑想2.0を実践していくと、まず「自他を分けて」違いを認識しますが、次には「自他が一つ」ということに目覚めて、深いつながりを意識していきます。

その段階に入っていきますと、「思いやり」「優しさ」「許し」などの気持ちが湧いてきて、いわゆる「慈悲」の状態に入っていきます。

自分と他人への「思いやり」を育む「慈悲の瞑想」は、下記の誘導瞑想もあります。

変化できる余裕を持てる状態

3つ目には、心を変化させることができる余裕が持てる状態です

より深い瞑想の境地に入っていくためには、「自分のこだわり」や「こうしなければならない」という、硬い心よりも、柔らかく、柔軟な豊かな心を持つ必要があります。心は硬く、固まっているものではなく、色々な影響を吸収していくスポンジのようなものです。

表面は、”カリカリ”で硬いかもしれませんが、中身は、”フワッフワ”の柔らかいパンケーキのようなものです。硬い部分を乗り越えて、柔らかい豊かな自分に気づく状態です。

マインドフルネス瞑想3.0ってこと・・・?

心のベテラン操縦士へのステップ

心を豊かにしていき、様々な問題も雪だるまのように「吸収していけるベテラン操縦士になるためには、以上のようなステップを踏んでいくことが大切です。

  1. まず、悩みをなくしていく段階
  2. 次に、気づきを得ていく段階
  3. その過程で、他者や環境との深いつながりに目覚める段階
  4. そして、自分がもっと心豊かな人であることを認識する段階

このステップを経ていくと、人生のさまざまな局面で、いっそう人間性を向上させていくことができます。

その結果、マインドフルネス瞑想2.0でも得られる、「本当の生きがい」「人生の目的」などに目覚めることができます。

仏教では、「悟り」を求めている

モチベーションは幸福感

以上のようなステップは、非常に難しくて、ハードルが高く感じられるかもしれません。

しかし、決して苦しいものではありません。

全てのステップで、新しい自分を発見したり、新しい人の側面や自分が生きてきた意味を知ることができ、一種の”幸せ”を感じていきます。

この幸福感を得ることが、心を耕していくモチベーションです。

MEDITERRACEチャンネルでは、皆さんと一緒にこうした「心の成長」をしていけるよう、多様な内容の配信をしていきますので、ぜひ、他の記事や動画もご覧ください

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