この記事は、リモートワークがよりはかどるように、簡単、かつ、ざっくりと片付く「男の片付け術」 の方法を紹介しています。
忙しい方、片付けが苦手な方も、男女問わず参考になる内容ですので、ぜひご一読ください。
男の片付け術?
正確には、ざっくりしてて男っぽい片付け術のイメージかな…?
自宅で仕事に集中できない
自宅で過ごす時間が何かと増えている今、リモートワークをしている人も多いはず。
そんな皆さんに本音でお聞きしたいのは、「自宅で集中できていますか?」
かくいう私は、自宅で仕事をすることも多いのですが、生活感たっぷりの部屋や物が散乱して、「整理されていない」ような時、とても集中することができません。
今日は、そんな悩みを解決してきた過程をご紹介したいと思います。
この「男の片付け術」は、男性だけではなく、世の中の多くの片付けで悩む女性、主婦の方々にもおすすめです!
片付けは、永遠のテーマだよね・・・
集中できないのは部屋のせい?
「どうも仕事がはかどらない」と思ったら、今のあなたの仕事環境を疑ってみる必要があるかもしれません。
集中力には、「根性だ!」という場合や、「モチベを上げろ!」と言う人もいるかもしれません。
しかし、根性論やモチベーションとは別に、そもそも部屋が汚かったら、なかなか集中できないのは当然のことです。
もし、散らかった時の部屋が、あなたの会社のオフィスだったらどうでしょうか?想像するだけで、恐ろしいかもしれません…
会社であればオフィス環境を整えるように、リモートワークが進むようになった今では、「自宅も仕事場」なので、「自宅の仕事環境」を整えることも、仕事のうちになってきているのです。
モチベの原因は、「部屋」なのかも!?
「片付けよう!」とやる気を出す
昔からキレイ好きな私は、これまで多くの「片付け術」の本にもチャレンジしてきましたし、それらの本を読むと、「よし、片付けよう!」と、やる気が出たこともありました。
一時期よりは、発刊数が減りましたが、以前はさまざまな「片付け術のカリスマ」がいました。最近では、ちょっと理系的なものと合わせて、「思考法」になってきていることも多いようです。
いずれにせよ、片付けるためには「やる気」を出す必要があります。
「片付け本」読むと、自分もやってみよう!という気持ちになれるよね
「細かい分類」で、思考停止に
しかし、色々な片付け術の本には、以下のように書かれていました。
- 使う人によって分類する
- 用途別に分類する
- 日次、週次、月次、年次別に分類する
- 収納用品はそろえて分類する
- 色に分けてラベルで分類する
この時点で、「思考停止」しました。
せっかくやる気が出たのに、「ここまでしないといけないの?」という思いとともに、片付けは、無かったことにしました。
こんな細かい分類できないよ〜
「ルールづくり」で、カフェで仕事へ
さらに、さまざまなカリスマ片付け法を見てみると、以下のように書かれていました。
- 片付けはPCのデータ整理と同じ
- 全てをファイリングする
- 出しっぱなしにしないルールを作る
- 未完了のタスクをこなす
- 書類は全部スキャンする
- 冷蔵庫をTO DOリスト化する
まるで、ほんとうに仕事です。この時点で、「カフェで仕事をする」という選択をしました。
片付けのやる気が一瞬で消えました・・・
片付けられない原因と、それを解決するマインドフルネスそうじ術のこちらの記事も、参考にしてください。
ざっくりした、男の片付け術
以上のような、片付け術を学んではみたものの、実際には「どれも実践できなかった」というのが、本当のところでした。
できるカリスマにとっては普通のことなのかもしれませんが、どうしても「完璧主義」には行かないのが人間です。
日本では、まだ「家事は女性がするもの」という役割分担が強いかもしれませんが、海外では、それぞれに役割分担があるのが普通で、父親も、子育て、家事、炊事、片付け、ゴミ捨て、などを行います。
なので、「片付け術は、決して女性のためだけのものではない!」「男性も片付けられる!」と思い、これまでの「男の片付け術」をまとめることにしました。
男女問わず、時間のない人には、一つの「考え方」として、「ざっくり!男の片付け術」を取り入れていただければ幸いです。
完璧主義じゃなくてもいいよね!
ざっくりの方がやる気出るかも
男の片付け術の基本
男の片付け術の基本、そしてメリットは以下の3点です。
①とにかく、早く片付く
まず、「とにかく、早く片付く」ということです。男は、いざとなればパワーがあります。一気に仕事を片付けるように、片付けも行うことができるのです。
②とにかく、ざっくりしている
そして、「とにかく、ざっくり」している、というのが特徴です。細かい分類はできません。厳しいルールを自宅で作りたくありません。そんな時に、ざっくりしながらでも片付ける方法です。
③とにかく、簡単
男は、細かいことが基本的に苦手です。苦手というより、気にならないことが多いのです。もちろん、人よりも細かい男性は数多くいらっしゃいますが、一般的に「自分が時間をかけたくないもの」に関しては、「とにかく、簡単」に済ませたいという欲求を持っています。
「とにかく」連発しすぎ〜
ホント「とにかく!」なんです・・・
でも綺麗になる
それでもキレイになるのが、「男の片付け術」です。「結果」にコミットする、この片付け術は、「時間」を有効に使い、短時間で、細かいことを考えずに、部屋をキレイにし、集中しやすい環境を作る方法です。
「ざっくり!男の片付け術」」は、以下の7つのステップを踏んでいます。
やってみようかな!
①とにかく、捨てる
まず、とにかく、要らないものを捨てることです。
捨てるときに迷いは禁物です。「いつか使うから」と取っておいても、使わないことの方が多いのです。
また、その「いつか」のために取っておく、「場所代」や「心理的負担」を考えて、「得な方」を選ぶようにしましょう。それを考えると、多くは「捨てる」ことを選ぶでしょう。
②とにかく、一箇所に集中する
男の片付け術は、まんべんなく、時間をかけてキレイにしていくものではありません。
リビングならリビング、ベッドルームならベッドルーム、またもっと細かく、TV周りならTV周りと、場所を決めて、そこだけに集中して、一気に片付けます!
後は、それを各個撃破していけば良いのです!
③とにかく、余計なものは避難場所を作る
場所を決めたら、そこで不要なもの、その時に判断できないものが出てきます。
それは、別の部屋や場所に「避難場所」を作って、どんどんと追いやっていきましょう。
決めた場所がキレイになれば、その時に、整理する場所か、「捨てる・捨てない」を判断します!
④とにかく、床に物を置かない
部屋が汚く見える原因は、床に物が散乱している場合です。
まず、床の物を拾って、キレイなスペースを増やしていきましょう!
⑤とにかく、机の上に物を置かない
リモートワークをする時、多くの人はリビングの机を使っているでしょう。
自分の書斎やデスクがあれば良いですが、特に都市部では十分なスペースを作ることが難しいかもしれません。
その場合、とにかく、机に物を置かない状況をいったん作ることで、心機一転、スッキリした気持ちで仕事をすることができます!
⑥とにかく、空気をキレイにする
集中力を妨げるものの一つは、よどんだ「空気」です。
吸っている酸素が、生活臭で満たされていては、仕事モードに入ることができません。
窓を開けて片付けに入り、空気を全て入れ替えましょう!
⑦とにかく、完成まで持っていく
男の片付け術は、どこでも良いので、一箇所に集中して、その場所を「完成」まで持っていくことです。
完成とは、元のようにキレイか、元以上にキレイにして、整理することです。
そのためには、完成した状態をイメージしながら、手を動かして、途中でも何とかキレイにして納めます!
とにかく、ね!
おわりに
以上、「ざっくり!男の片付け術」を紹介しました。
非常に「ざっくり」としていたかもしれませんが、やはりこのぐらいシンプルでないと実行できないのが、現実かもしれません。
参考になれば幸いです。