この記事は、 HSPや繊細さんで悩んでいる方や、自己肯定感が低い方が、自分を知って、自己肯定感を高めることができる内容です。
繊細さんの特徴やチェックリスト、自己肯定感を高める実習ができるので、ぜひご一読ください。
そこのあなた、もしかしたら、「繊細さん」かも?
この記事を読んでくだっているあなた、もしかしたら「繊細さん」かもしれません。いや、うっすらとしたその自覚があって、この記事にたどり着いてくださったのだと思います。そんなあなたに、「ありがとうございます」の言葉を送らせてください。
かく言う私も、小さい頃から繊細な子供として育ってきました。人の言葉や目線が気になって、いわゆる「小心者」で「臆病」で「人前に出るのが苦手」な私でした。
そんな私が、今や国内、海外あわせ、年間50回を越えるセミナー・講演を行い、のべ3万人を越える方々に語りかけ、純ジャパの私が、英語でアメリカ人、イギリス人にはじまり、25カ国の人に話をする立場になるとは想像もできませんでした。
今日は、悩んでいることも忘れたいし、考えたくもないような繊細さんが、自己肯定感を高めて、幸せになる技術を書いていきたいと思います。
自己肯定感ちょっと低めです・・・
大丈夫だよ!これを最後まで読んでみてね!
HSPの特徴とは
よく言われている「繊細さん」とは、HSPとも呼ばれています。
これは、「ハイパー・センシティブ・パーソン」の頭文字をとったものです。文字どおり、「ものすごく繊細な人」です。
一般的に、神経が過敏でちいさなことにも気になって反応してしまう、一つのことを何度も考え込んでしまう、また、人が気づかないことに気づきやすい、などとして表れ、5人に1人がHSPとも言われています。
こうした中、毎日、低気圧で過ごしているような不幸感覚が強く、心が疲れやすく、気分が晴れないことが続いてしまうことが多い日常を過ごしています。
毎日、低気圧・・・
繊細さんのチェックリスト
以下に当てはまるものが、3つ以上あれば、あなたは「繊細さん」かもしれません。
- おこられると固まってしまう
- 一日の中で、一人になりたい時が必ずある
- すぐに泣く
- 理由もなく涙が出てくる
- 締め切りが苦手
- 体の調子が悪いことが多い
- 1年以上前に、人から言われた嫌な言葉が気になっている
- 大きな音、強い光などの刺激が苦手
- 一度に何かを頼まれるのが苦手
- 整理整頓されていないとイライラする
- 考え事が好き
- 自分の主張を押し通したくなる
いくつ当てはまったかな?「 」個
子どものHSPが増えている
実は、最近では子どものHSPも増えていると言われています。
その原因には、少子化の中、一人の子どもに過度の期待が集まっていること、叱られ慣れていない子供が多くなっていること、また、欠点を指摘する教育カルチャーも影響を与えていると言われています。
これから、ますます自己肯定感を高める子育ての必要性も増してきていると言えるでしょう。
大事な子どもたちを何とかしてあげたい・・・
ユニコさん!ぜひお願いします!
HSPの原因
HSPの原因は、生まれつき感情を司る働き(扁桃体)が強く、特に不安や恐怖などに反応し、脳が興奮しやすい状態になることによります。
人よりも感覚のアンテナが鋭いため、時にスピリチュアルなことを感じ取ってしまうのも、広い意味でHSPに入るかもしれません。
そうしたスピリチュアルな視点から見てみると、人が思考をする時に発している波長(脳波とも言う)を、言葉にする前に感じ取ってしまっている、とも言えます。
それが、「あの人は、自分のことをどう思っているんだろう?」と気になってしまう原因となっていきます。
私のツノもアンテナになって、世界中の願いを受け取っているよ!
HSPは悪くない
しかし、結論から言いますと、HSPは悪くありません。感じやすいあなたは何も悪くないのです。
人よりも感受性が高いことで、共感力が深くなり、創造性や芸術性を高めることができます。きっと、過去の偉大な芸術家、音楽家、文学者たちもHSPだったことでしょう。
繊細だからこそ、人の気持ちがわかる、繊細だからこそ、人の心に届くメッセージを送ることができるという面もあります。
大切なことは、自分をよく知り、自分自身の「トリセツ」をつくって、できる限り、それを周りの人にも理解してもらえるようにすることです。
なるほど、元気でるね!
自己肯定感を高める技術
SNSによる情報量は、年々、天文学的に増加しています。
- Twitterでは、1分あたり、35万ツイートされています。
- Facebookでは、1分あたり、410万いいね、がされています。
- Instagramでは、1分あたり、170万の写真にいいね、がされています。
これらの情報は、本や新聞というかたちで、まとまった知識として出されているものだけではなく、従来でしたら「世間話」や「うわさ話」など、日常会話の延長が世界中でされ続け、しかも、全世界に「公開」されています。
そのような、人の話が回るスピードが劇的に高まっている昨今、「人からどう見られるか」「どう思われるか」ということを気にしすぎると、自己肯定感は日夜アップダウンしてしまうでしょう。
ですので、いま、自己肯定感を高める技術は、現代を生き抜く中で、必要な「幸せになる技術」とも言えます。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高めるために、以下のことを実践してみてください。
吹き出しの「 」に、当てはまる言葉を考えてみましょう。
コンプレックスを逆発想してみる
コンプレックスは、人と違うことに恥じらいを感じていることです。人と違うということを褒め言葉として受け取って、良い意味での「自分中心」の発想をしましょう。
私がコンプレックスに感じている「 」は、
見方を変えれば素晴らしい。
自分の長所の棚おろしをする
自分のこれまでの実績、長所を棚おろししてみましょう。棚おろしとは、リストアップすることです。しっかりと書き出して、自分の「資産」をしっかり把握してみましょう。この場合、短所としての「負債」は考える必要はありません。
私の長所は、「 」「 」「 」
できるだけ、たくさん書き出してみよう。
相手をコントロールしようとしない
相手も自分の人生を送っています。「人は人、自分は自分」と考え、人にも干渉せず、自分にも干渉させない、ゆるやかな一線を引きましょう。
私は、相手の「 」というところを受け入れます。
たまには最短コースではなく、回り道をしてみる
人と同じような人生を一直線に進み、最短コースで物事を進めていくだけが素晴らしいわけではありません。たまには回り道をして、最短コースではなくても、新しい発見をすることが人生の豊かにつながります。
気になっている「 」は、ちょっと時間を置いて考えてみよう。
自分が落ち着くホームに戻る
自分が落ち着ける場所を設定しましょう。アップダウンがあっても、自宅で何かをすると落ち着くことがあったり、好きなところや懐かしい場所に行ってみたり、と「ホーム」に帰って、リセットできる場所に戻りましょう。
私が落ち着けるホームは「 」
迷ったらここに帰ろう。
デジタルデトックスする
スマホやインターネット、ニュース、テレビなど、たまに情報のインプットを遮断しましょう。常にコネクテッドの状態はストレスとなって、脳に刺激を与え続けます。一日に時間を決めたり、一週間のうちに曜日と時間を決めて、「見ない」時間をつくりましょう。
私は、「 」の時間、デジタルデトックスします。
自分を判断せずに受け入れる
自己肯定感が持てない原因は、反対の「自己否定」です。それは、自分に対して、「判断」や「評価」をしているためです。しかし、まわりからの期待に対して考えた評価が全てではありません。できていない自分も認めて受け入れて、その上で他者を信頼して、無理する心を手放しましょう。決して、自己嫌悪になることなく、ありのままの自分の良い部分を見つけましょう。
私は、「 」という人です。
アメリカ人の精神力に学ぶ
以上のような方法で、自己肯定感を高めていくと、周りの環境はどんどんと変化していきました。
そのような中でも、私自身の考え方が大きく変わったのは、ニューヨークに移住した時でした。
ある時、いつもポジティブなアメリカ人のCEOにこのような質問をしてみました。
「アメリカ人はストレートに思ったことを口にするけど、人の言葉は気にならないの?」
「みんなが色々な意見を言ったり、思ったりすることは当然の自由だよ。ただ、私は誰が何を言っても気にしないと決めているんだよ。人は私の人生に責任持ってないからね!」
また、ある舞台女優さんが批判を浴びていて、こちらがヒヤヒヤしていた時に、こう質問しました。
「いま批判を浴びているけど、精神的に大丈夫なの?」
「批判はカップケーキみたいなもので、とってもおいしいのよ!」
メ、メンタルつよっ!
その二人は、実は、日常的にマインドフルネスや瞑想と言われる、自分を周りの環境から離れて見つめるトレーニングを実践していました。
その中で、こうしたメンタルタフネスとは一味違う、マインドフルネス思考を身につけていたと言えるでしょう。
マインドフルネスについては、下記の記事も参考にしてください。
セルフアファメーション
自分を肯定することを、英語ではセルフアファメーションと言います。
この自己肯定感を味方にすることで、あなたから発される「空気感」は、劇的に変わり、環境が変わっていくことでしょう。
この幸せになる技術は、きっとあなたの周りの人も幸せにしていくはずです。
自己肯定感を高めるためには、下記の誘導瞑想も非常に有効です。ぜひ、くり返し実践してみてください。